ムダ毛ケア

【部位別】毛周期を知って正しい脱毛!セルフでも成功する理想の脱毛周期

脱毛を始めたいけれど、どのくらいの期間や頻度で通えばいいのか、また毛周期についてもよくわからないという不安を感じていませんか?特に、自己処理に頼らず、脱毛サロンやセルフ脱毛で効率よくムダ毛をなくしたいと考える方にとって、毛周期を理解することは非常に重要です。

本記事では、毛周期の基礎知識から、部位別の最適な施術間隔、セルフ脱毛の具体的な方法や注意点まで、脱毛を成功させるための情報を詳しく解説します。

毛周期を正しく理解し、無理なく計画的に脱毛を進めることで、理想のツルツル肌を手に入れましょう。

「脱毛に毛周期は関係ない」は嘘!セルフ脱毛を成功させる毛周期の基礎知識

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毛周期とは、毛が成長し抜け落ちるまでの一連の過程を指します。セルフ脱毛を効果的に行うには、毛周期に関する正確な知識が不可欠です。

「脱毛に毛周期は関係ない」という誤解を持つ人も少なくありませんが、無視すると望む効果が得られにくくなります。

毛周期を理解することで、適切なタイミングで脱毛を実施し、無駄な自己処理を減らしていきましょう。

毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」に分けられる

「成長期」では毛がどんどん伸び、「退行期」では毛の成長が止まり、抜ける準備を進めます。そして、「休止期」では、毛が完全に抜け落ち、新しい毛が生えるまでの休息期間に入ります。

このサイクルは、毛根ごとに独立して進行しているため、すべての毛が同時に生えたり抜けたりすることはありません。常にどこかの毛が成長期にあり、他の毛が退行期や休止期にあるという具合です。

脱毛効果が最も発揮されるのは成長期の毛

脱毛の効率を上げるには、毛が「成長期」にある時に照射することがポイントです。レーザーや光を当てることで、毛根のメラニンに強く作用し、長期的な脱毛効果を得られます。 

ただし、毛周期は部位によっても異なるため、1回の施術ですべての毛が成長期にあるわけではありません。

毛周期の調べ方はない!毛の生え具合が目安

毛が成長期にある時に脱毛することが、効果的に脱毛をするポイントですが、残念ながら、毛周期を正確に調べる方法や調べ方はありません。毛根内部のサイクルは外見や触感だけでは判断できず、成長期を特定するのは困難です。

しかし、毛の生え具合や一定期間の毛の変化を見ていくと、成長期かどうかが分かるようになります。例えば、数週間ごとに毛が目立って生えていると感じるタイミングは、成長期の周期に至っているため、照射を実施すれば、脱毛における高い効果を得ることができるでしょう。

最大限の効果を得るためにも、脱毛を受ける際は、自身の目を通して、毛の状態を確認し、脱毛を受ける時期を計画するとよいです。

医療脱毛の間隔は1~3ヶ月!

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医療脱毛の理想的な照射間隔は1~3ヶ月です。理想的な照射間隔の期間は、毛周期に基づいており、成長期の毛に狙いを定めて脱毛を実施するために適切な期間となっています。

毛の周期は、個人差がありますが、成長期の毛への照射が脱毛において効果的です。成長期以外の期間において、照射を実施しても効果が薄くなるため、成長期を狙った期間において脱毛することをおすすめします。

また、医療脱毛は出力が高いため、1回の施術でかなりの効果が見込めます。このため、施術の回数を重ねるごとに毛量が減り、来院する頻度も下がっていくでしょう。適切な間隔の1~3ヶ月間隔を保ち計画的に施術を受けることで、持続的な脱毛効果を得ることが可能です。

【部位別】医療脱毛の施術間隔を解説

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医療脱毛の効果を最大限に引き出すには、部位ごとに適切な施術間隔を守ることが重要です。各部位の毛周期は異なるため、それぞれに適した間隔が存在します。

以下では、主要な部位別の適した施術間隔を解説します。

全身脱毛:3~4ヶ月

全身脱毛の適切な間隔は3~4ヶ月です。身体の部位によって毛の成長速度が異なるため、全身の毛のバランスを取るにはやや長めの間隔を空ける必要があります。

顔脱毛:1~2ヶ月

顔脱毛の適切な間隔は1~2ヶ月です。

顔脱毛対象の産毛や細い毛は、高出力の医療脱毛でも即時に効果を感じにくいことがありますが、短間隔での反復照射により、産毛や細い毛も脱毛効果を得ることが可能です。

VIO:2~3ヶ月

VIO(ビキニライン、Iライン、Oライン)の脱毛は、2~3ヶ月の間隔が適切です。他の部位と比べてVIOの毛は太くて濃く、毛量も多く、また毛の成長が比較的遅い特徴があります。

また、VIOはデリケートな部位なので、頻繁な施術は肌に負担をかけ、炎症やトラブルを引き起こすリスクが高まります。適切な間隔を保つことで、肌を休ませ、トラブルのリスクを減らすことにも繋がりますよ。

ワキ:2~3ヶ月

ワキの脱毛は、2~3ヶ月の間隔で行うのが理想です。

腕、足:1ヶ月半~2ヶ月

腕や足の場合は1ヶ月半~2ヶ月の間隔が適切です。これらの部位は毛が太く、色素が濃い傾向にあるため、レーザーが反応しやすいという特徴があります。

セルフ脱毛は1~2週間に1回の頻度で照射しよう

セルフ脱毛を行う場合、医療脱毛よりも出力が低いため、間隔はなるべく短く、照射を行いましょう。一般的には、1~2週間に1回の頻度だと、徐々に毛を減らすことが可能です。

特に、成長期の毛を狙って照射することが重要であり、頻度を高めることで毛周期に合わせたタイミングでの脱毛が可能です。ただし、頻度が高すぎると皮膚に負担がかかることを覚えておいてください。

セルフ脱毛時の注意点7つ

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セルフ脱毛は簡単ですが、いくつか注意すべき点があります。

ここでは、特に気をつけたい7つのポイントを解説します。

注意点①脱毛前の自己処理は徹底する

脱毛器を使う前には、必ず自己処理を行うことが大切です。毛が長いままだと、光が毛先で吸収されてしまい、照射が毛根までしっかりと届かなくなるため、期待する脱毛効果が得られにくくなります。

特に腕や脚などの広い範囲を脱毛する際には、ムダ毛をきちんと処理しておくことで、光が毛根まで届きやすくなり、効率的に脱毛を進めることができますよ。

自己処理を怠ると、効果が薄れるだけでなく、時間も無駄になってしまう可能性があるため注意しましょう。

注意点②自己処理に毛抜きはNG

自己処理に毛抜きを使うのは避けるべきです。毛抜きで毛を処理すると、毛根ごと引き抜かれてしまい、次回の照射時に毛根がないため、脱毛効果を得られなくなります。

脱毛器は、毛根にあるメラニンに反応して効果を発揮するため、毛抜きで毛根を除去してしまうと、その後の脱毛効果が大きく低下してしまいます。

自己処理する場合には、カミソリや電気シェーバーを使い、肌の表面で毛をカットしましょう。

注意点③除毛クリームは使用禁止

セルフ脱毛の際は、除毛クリームの使用を控えましょう。化学成分で毛を溶かすため、肌へ刺激を与える可能性があります。敏感になった肌に脱毛器を使うと、トラブルが起きやすくなります。 

肌トラブルを予防するため、脱毛前の処理には安全性の高いカミソリや電気シェーバを使用するのがおすすめです。

注意点④皮膚トラブルに注意する

セルフ脱毛で最も重要なのは、皮膚トラブルの予防です。照射中に肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりする場合は、出力を下げるか施術を中止しましょう。

特に乾燥肌や敏感肌の方は、トラブルが起きやすいので注意が必要です。事前に十分な保湿ケアを行い、肌状態を整えておきましょう。

また、脱毛後の冷却や保湿ケアも欠かせません。ケアを徹底することで、皮膚トラブルのリスクを減らすことができます。

注意点⑤照射出力の上げすぎに注意する

脱毛器の出力は強いほど効果的と思われがちですが、過度な出力は肌にダメージを与える恐れがあります。

多くのセルフ脱毛器には、肌の状態や部位に応じて出力を調整する機能が付いています。自分に適した強さを慎重に見極めることが大切です。

 出力が高すぎると、やけどのような症状を引き起こす可能性があるため、初回使用時は低めの出力から始め、徐々に調整していくのが理想的です。肌の反応を見ながら、安全に効果を得られる強さを見つけましょう。

注意点⑥照射忘れに注意する

セルフ脱毛は、継続して照射することが重要です。しかし、日常の忙しさに追われて、照射を忘れてしまうことは少なくないでしょう。照射を忘れると、毛周期に合わせた効果的な脱毛ができず、結果が現れにくくなってしまいます。

脱毛を成功させるためには、スケジュールをしっかり管理し、1〜2週間に1度を目安に照射を行うことが大切ですよ。また、照射漏れにも注意しましょう。

注意点⑦同じ部位に何度も照射することを避ける

セルフ脱毛では、同じ箇所への繰り返し照射は控えましょう。一箇所に集中すると、皮膚への負担が大きくなり、トラブルの原因になる可能性があります。

1回の施術で、適切な範囲に均等に照射しましょう。 照射を重ねるごとに少しずつ毛が減っていくので、焦らず定期的に続けることが大切です。根気強く継続することで、着実に脱毛効果を実感できるでしょう。

脱毛の周期に関するよくある質問

間隔を早めたら脱毛効果が早く得られますか?

脱毛の間隔を短くすれば効果が早まると考える方もいるでしょう。しかし、脱毛は毛周期に基づいて効果を発揮するため、間隔を早めることは逆効果の可能性があります。特に、成長期に入っていない毛への照射は効果が期待できません。 

成長期の毛に確実に照射するため、周期を守ることが重要です。無理に間隔を詰めるより、計画的な施術が効果的な脱毛方法となります。

脱毛の間隔をあけすぎるとどうなりますか?

間隔が長すぎると、成長期を逃し、次回の施術で十分な効果が得られない可能性があります。毛周期に適した時期を逃すと、脱毛期間が延びる恐れがあります。 効率よく毛を減らすには定期的な脱毛が鍵となるため、適切な間隔を守って計画的に進めることが大切です。

まとめ:毛周期を理解して、正しく脱毛しよう!

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脱毛を成功させるためには、毛周期を理解し、適切なタイミングで施術を行うことが重要だということがわかりましたね。

毛周期には「成長期」、「退行期」、「休止期」の3段階があり、特に「成長期」に照射することで高い効果を得られます。医療脱毛なら1~3ヶ月の間隔で施術を受け、セルフ脱毛の場合は1~2週間に1回の頻度で照射を行いましょう。

照射忘れや皮膚トラブルに注意しながら、計画的に脱毛を進めて、ムダ毛とは無縁のツルツルなお肌を目指しましょう!

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